2010年04月08日

花筏(はないかだ)




日本には素敵な言葉がたくさんありますが、春の言葉で特に好きなのが「花筏」(はないかだ)と言う言葉。川に桜の散った花びらが連なって流れるさまを言い表した言葉ですが、
その光景を思い浮かべるだけで、なんとも清らかで美しい気持ちになりませんか?



今回の写真は先日お花見に出かけた岡崎城のお堀の「花筏」の写真です。
ここは川ではなくお堀の水面に浮かんだ桜がキレイです。
「木の芽田楽」を食べられる茶店の前からの撮影です。
このお堀は流れがほとんど無くただ水面に桜の花びらが落ちているだけのところが多いのですが
この場所には噴水が在るため、素面の桜が流れとなって美しく渦模様になってくれます。
もう少しキレイなところがあったのに残念ながら水面にゴミが浮かんでいたのでそれを避けて撮影しました。折角のキレイな景色マナーを守ってもらいたい物です。



長持ちした今年の桜ですが、さすがにもうこの地区では散り始めましたね。
枝に咲く桜もキレイですが、桜は散るから良いところでもあります。
散った桜も美しい花筏、機会があれば是非気にしてみて下さい。

【撮影データ】
2010.04.06 岡崎公園にて
CANON EOS DIGITAL 30D EF-S17-85mmIS  


Posted by カメラ小僧  at 10:51Comments(0)写真