2010年08月04日

ERIKAさんの撮影会の様子=その後

先日当社の2回のスタジオで行いました、ERIKAさんの撮影会の様子を主催された職人長屋コンセプトプランナー 渡邉智博さんが昨日記事を掲載されました。→そのブログはこちら
日頃成人式などで撮影画像を修正する要領で今回の写真をお店が作業するとどうなるかを
今回はご報告させていただきます。
もとの撮影画像は渡邊さんが撮影されたもので
カメラはキヤノンのEOS5D・レンズはEF28-80/2.8でJPGとRAWの同時記録で撮影しました。
修正に当たってはRAWデーター(これはカメラでシャープさや色調などを加工せず撮影した光をそのまま記録する形式で、撮影後にカメラマンの好みで調整が出来、劣化が少ない方式です)を使用しました。
加工については
1.全体の色調(ホワイトバランス)の調整
2.明暗差の再現域内への圧縮
3.被写体へ視線が集まるように周辺部の光量を減量
4.明瞭度の調整により柔らかさを表現
5.複数のキャッチライト(瞳に映るライトの光)の調整
6.肌荒れの修正
7.あごのラインの微調整
8.瞳の大きさの修正
9.全体のソフトフォーカス化・・・他
以上をmacを使いフォトショップcs4にて慎重に行いました。
素画像



修正後画像



まあ元が良いERIKAさんがモデルですので楽で楽しい作業でした。

作業時間は約15分程度でした。
全くのスタジオ撮影が初めての渡邊さんの撮影画像でも
チャンと修正技術を行うとここまでのものが出来上がります。

撮影はもちろん大事な作業ですが、撮影後の画像処理も今のデジタル時代は
写真の善し悪しを決める大切なファクターとなりました。

企業ブログではないのでこれくらいまでしか書けませんがデジカメを撮影する皆様の参考になればと思い記事を書かさせていただきました。  


Posted by カメラ小僧  at 16:00Comments(2)写真